からだと自然
腰椎三番をゆるめる 寝起きの腰の痛み、背中の張りやこりの原因と解消法

Glass Story
寝起きの腰や背中の張り
眠ったあとは、普通、体がすっかり休まっているはず。
ところが、なぜか朝方、寝起きの疲労感がもっとも辛く、背中の張りや腰の痛みがある、といった状態に悩んでいることがあるかもしれません。
ベッドが悪いのか、枕が悪いのか、高級寝具や睡眠の工夫など、色々と試行錯誤してみても、一向に改善しない。
こうした寝起きのこりや痛みについて、整体的な視点から原因を探ってみると、そこには、腰を左右にねじる動きの中心になっている〈腰椎三番〉が、固くこわばって弾力性を失っている、ということが理由として挙げられます。
ちなみに、腰椎三番の可動性の低さは、その場で左右に腰をねじってみると実感できるでしょう。
画像 : 『自分で「疲れ」をとる!日々の整体』
腰椎三番の緊張
それでは、一体なぜ、この〈腰椎三番〉の周辺が弾力性を失うことが、寝起きの張りや痛みに繋がるのでしょうか。
左右のねじれを担う腰椎三番が、こり固まってしまっていると、睡眠中、寝苦しくなったときなど体が自由に緩める(リラックスさせる)ことができません。
起きているときは、意識的に体を動かしたり、軽く伸びをすることもできるのですが、眠っているため、ぎゅっと固まった姿勢のまま、体のこわばりが継続することになります。
腰椎三番に弾力がなくなっている状態が嵩じると、睡眠中も(同じ姿勢を続けている時間が長い訳だから)腰や背中が緊張してしまいやすくなってしまう。
睡眠中は、寝返りをするなどして緩やかに体を微調整できるような、柔らかな「遊び」の部分が体に必要なのですが、こうしてこり固まった状態が続くことで一向にリラックスができません。
その睡眠中の体の緊張状態が、寝苦しさや、寝起きの体の節々の痛みに繋がっていくのです。
腰椎三番の緊張が原因で生じる主な症状
肩の張りと頭痛 / 同じ姿勢を続けていると腰やふくらはぎに痛みや重さが出る / 足がむずむずして眠れない / 足のむくみ、重だるさ / イライラ、考えごとがループする / 濃い夢を見る / 途中で目が覚めやすい / 寝起きの腰、背中の張りや凝り、痛みや疲労感 / 朝に弱い、頭が働かない /
そこで、この寝起きの痛みの解消法として、寝る前に簡単に行える、腰椎三番を緩める体操を紹介したいと思います。
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腰椎三番を緩める体操
まず、ベッドでも床でもいいので、仰向けで眠って下さい。そして、両膝を立てましょう(苦しいようなら足元に薄手のタオルなどを敷いても構いません)。
その体勢で、両膝をリラックスさせながら、呼吸に合わせて、左右にゆっくりと揺らすように動かします。
この揺らす動作は、なるべく遅く、小さく、というのが大事なポイントです。目安として、幅は1cm未満、微妙な動きを心がけて下さい(その小さな動きが難しいということは、腰椎三番が固まっている、ということでもあります)。
この動作をしばらく続けていると、徐々に腰の緊張がゆるみ、じんわりと腰の辺りが暖かくなってくるのが感じ取れるでしょう。
この腰椎三番を緩める体操を、毎晩の習慣にすることで、次第にこわばりも軽減し、弾力性が回復していきます。そして、深い睡眠をとることができるようになるでしょう。
熟睡できない、朝に弱い、寝起きの背中が張りや腰の痛み、こりが辛いという場合、ぜひ一度試してみて下さい。
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